公開講座
家族のための“しなやか”な認知症介護~認知症と「ダンス」する?!~
講師
S. M. McCurry 博士(ワシントン大学看護学部)
参加費
無料
場所
同志社大学今出川キャンパス良心館
日時
2018年8月26日(日)12:30~15:30
内容紹介
認知症をよりよく理解し,認知症とよりよく生きるための実践的なツールとは?:このワークショップでは,認知症と診断された方のケアや,そのケアをする周りの方々の生活の質を改善するための実践的なアプローチをご紹介いたします。
まず,いかに認知症が人それぞれであるか(認知症のタイプというよりも,その人の「かけがえのない」個人史,好み,生活環境によって),周りの人たちが,その症状をかかえる人の言動に,どのように反応してしまうのかをお話します。また,このような情報収集がいかにケアに重要な役割を果たすのかをご説明します。
次に,行動の意図を知り,変化を生じさせるためのシンプルなツール(それをABC分析と言います)をご紹介します。そのツールによって,認知症の方が抱えやすい行動問題を解決する糸口を見つけることができます。 最後に,認知症の方とそのご家族が,お互いに尊厳や尊敬をもち,ポジティブに過ごせるようにするためのツール(それをDANCEモデルと言います)をご紹介します。このDANCEとは,D=Don’t argue!(言い争いをしない!),A=Accept the disease(症状を受け容れる),N=Nuture the caregiver(ケアをする人を支える),C=Creative problem-solving(問題解決策を生み出す),そして,E=Enjoy the moment(その瞬間を楽しむ)の5つのポイントを表す標語のようなものです。
この講座を通して,以上の3つのことを体験的に学び,明日からの実践に応用できるようになることを目指します。
まず,いかに認知症が人それぞれであるか(認知症のタイプというよりも,その人の「かけがえのない」個人史,好み,生活環境によって),周りの人たちが,その症状をかかえる人の言動に,どのように反応してしまうのかをお話します。また,このような情報収集がいかにケアに重要な役割を果たすのかをご説明します。
次に,行動の意図を知り,変化を生じさせるためのシンプルなツール(それをABC分析と言います)をご紹介します。そのツールによって,認知症の方が抱えやすい行動問題を解決する糸口を見つけることができます。 最後に,認知症の方とそのご家族が,お互いに尊厳や尊敬をもち,ポジティブに過ごせるようにするためのツール(それをDANCEモデルと言います)をご紹介します。このDANCEとは,D=Don’t argue!(言い争いをしない!),A=Accept the disease(症状を受け容れる),N=Nuture the caregiver(ケアをする人を支える),C=Creative problem-solving(問題解決策を生み出す),そして,E=Enjoy the moment(その瞬間を楽しむ)の5つのポイントを表す標語のようなものです。
この講座を通して,以上の3つのことを体験的に学び,明日からの実践に応用できるようになることを目指します。
【日本語通訳つき】
申し込み
終了しました。
定員
200名(申し込み先着順)